筋トレとストレッチの順番、どっちを先にする?プロが教える方法
ストレッチについていろんな質問を受けますが、その中の一つにストレッチは運動前と運動後、どちらが良いのか?どのようなストレッチが効果的なのか?などがあります。
プロストレッチではストレッチの考え方と目的などを交えながら詳しく説明していきますので参考にしてみてください。
またわからないことは来店いただいたときにトレーナーに質問いただければ、より詳しく解説させていただきます。
筋トレとストレッチの順番について
ケガの予防対策としてトレーニング前に軽く柔軟ストレッチで動きやすくする目的があります。
慣れていない方はパーソナルトレーナーと相談しながら、トレーニング内容を決めるのがおススメです。
体が動いた後に再度ストレッチを行うことで筋肉痛が和らぎます。
筋トレとストレッチ、どちらを先に行うべきなのか?
先に行って頂きたいのはストレッチをしてから筋トレをするのがおすすめです。
筋トレは筋肉に負荷をかけながら収縮させるのでウォーミングアップをしてからではないと怪我のおそれもあるので傷害の予防や可動域アップ、疲労回復効果もあるストレッチをしてから筋トレが必要不可欠です。
筋トレ前のストレッチで準備運動の効果
ストレッチを先に行うことで筋肉の柔軟性が高まり関節可動域がアップします。
血流を促進させる効果もあり体温が上がり筋肉も緩まり動かしやすくなるとトレーニングのパフォーマンスにもつながります!
筋トレ後のストレッチでクールダウンの効果
運動で収縮〜弛緩を繰り返し緊張状態が続いている筋肉を体温と心拍数の低下に合わせて時間をかけてゆっくりとストレッチさせることが大事です。
ストレッチの基本知識
ストレッチと筋トレ、その違いとは?
ストレッチ→ストレッチは意図的に筋肉を伸ばすことで柔軟性をアップさせ、怪我予防、疲労回復、リハビリのための運動でもある。リラクゼーション効果や姿勢を綺麗に保つ効果も期待できます。
筋トレ→筋トレは筋肉の成長や持久性を増大させることで、肉体改造やダイエットができる筋肉のトレーニングです。
体調を整えることでストレスの軽減も期待できます。
筋肉をつけたい方やダイエットがしたい方は目的に応じてトレーニング方法を変える必要があります。
ストレッチの種類:動的ストレッチと静的ストレッチ
動的ストレッチ:ウォーミングアップとして運動前に行うのが最適です。
柔軟性を高める、怪我予防、筋肉を温め筋肉の力を引き出す効果がみられます。
静的ストレッチ:クールダウンとして運動後に行うのが最適です。
疲労回復効果、リラックス効果、緊張状態の筋肉をほぐす効果があります。
ストレッチを効果的にする方法
いきなり反動を大きくつけると怪我のリスクが高いため徐々に大きく動きをつけてストレッチを行なったり、動きの小さな静的ストレッチを行うや秒数も20秒〜30秒とじわじわ伸ばしセット数も3セット行うのがおすすめです。
筋トレ前におすすめの動的ストレッチ
フロントキック
①腰幅に立つ
②右脚を伸ばしたまま高くキックし左手でタッチする。
③逆側も同様に行う
④左右合わせて5セットくらい行う。
筋トレ後に実践したい静的ストレッチ
ハムストリングスストレッチ(寝たまま)
①両膝を立てた状態で仰向けになる、足は腰幅に
②左足は立てたまま右ももの裏を両手で持ち胸に引き寄せる
③右脚をゆっくり伸ばす。伸びを感じながら呼吸をして20秒〜30秒キープする
④左側も同様に行う
筋トレとストレッチの順番(まとめ)
ウォーミングアップとしてストレッチ
(柔軟性や可動域アップ、身体を温め筋肉の力を引き出す、怪我予防)
↓
筋トレ(負荷をかけ筋肉を収縮させる)
↓
クールダウンとしてストレッチ
(筋肉が収縮して緊張状態をほぐす、疲労回復効果)
ストレッチは毎日行うとより効果的です。
伸ばす際も無理し過ぎないで痛気持ち良い程度で伸ばしている筋肉にも意識を向けるようにするとより良いので意識したり習慣化させて行きましょう!